コーヒーの使用済みの粉を脱臭剤にする方法とは!

脱臭剤として再利用するには、まず使用済みのコーヒーの粉を新聞紙に広げ、日当たりの良い窓際などに置く。水分が残っているとカビなどが繁殖するので、さらさらになるまで乾かす。指に付着しないことが乾燥の目安だ。
 乾いた粉はそのまま容器に入れ、冷蔵庫の上段や魚焼きグリルへ入れるだけ。きんちゃくなどに入れて、靴や下駄箱、車の中などに置くと、嫌なにおいを緩和できる。「コーヒー粉の脱臭効果は2、3週間。手ひきの粉より、機械ひきのほうが粒がそろっているので、布からこぼれにくい。古くなったTシャツや靴下を入れ物にしてもいいですよ」。
 コーヒーには油脂成分が含まれているため、銅製品の磨き粉としても利用可能だ。焙煎豆には16%の脂質が含まれ、ペーパーフィルターで抽出した後にも「80%程度は残っている」という。目の細かい布に入れて針山として使えば、針のサビ防止にも役立ち、針のすべりもよくなる。